泣いてください、認めてください【こころの悩み解決コラムNO.80】
2017年 01月 16日
ワインにも「涙」があるのですが、ここ一カ月ほど、私は毎日のように誰かの涙を見ています。
みなさん、普段はとても明るく、楽しそうに生きておられる方ですが、ふとした瞬間、ポロポロときれいな涙を流されます。
そこで思うのが、みなさん、普段、頑張りすぎているのでは?ということです。
「まだまだ」っと思い過ぎているのではないでしょうか?
「気をはって」過ごしておられるのではないでしょうか?
「我慢」して、過ごしておられるのではないでしょうか?
そして、涙が出ても、我慢されようとしたり、なんで涙がでるんだろうっと涙の理由を考えたり、泣いてすみませんっと謝ってくれたり・・・気前よく大泣きする人はあんまりいません。
でも、良いんですよ、良いんですよ。泣いていいんです。涙は浄化、でものはれ物、ところかまわず。泣いて泣いて、ぜんぶ洗い流してください。泣き疲れて、寝ちゃってもいいでしょう。起きたら、なんでこんな泣いたんだろうって不思議に思って楽になったりすることも大ありです。
自分の感情を、ぜんぶ受け入れ、認めてあげてください。
どんな感情でも、自分の感情を認めるって、とても大事なんです。
NHKのドラマ、「富士ファミリー」でも、私の好きな笑子バア(片桐はいりさん)が、ひどい目にあったのに自分の感情に気づいていない、認めていない、青年にこんな風に言うところに共感しまくりました。
「あんたはひどい目にあったんだ。怒っていいんだ。こぶしをあげていいんだよ。」「認めろ。」
肉声じゃないので、ピンと来てもらえないかもしれませんが、とっても心に響くセリフなんです。
で、もとに戻ると、泣けるって、ホントに良い面があるんですよ。
自分の感情を認めるって、本当に、大事なのですよ。
なので、今日のこころの悩み解決ワークは、「自分の感情を認める」
具体的には、白い紙に、自分の感情を全部書き出す。
「イヤだ!腹が立つ!悲しい・・・さみしい・・・怖い・・・バカヤロー!なめやがって」などなど。どんな暴言でも結構です。失礼とか、大人げないとか、人としてちょっとっとか、無視してください。だって、書かなくても、言わなくても、自分の中にあるのだったら隠しておいてもしょうがないので。
それに、誰かのことでも、本人に言いに行くわけじゃないし、怒られないでしょう。
で、書ききったら、一通り読んで、ふむふむって感じてください。そうだったんだ~と思うところがあったら、ビリビリに破って捨ててください。私はフライパンの中で焼いたことありますよ。スッキリしましたが、火の元には厳重注意してくださいね。
心にある感情は、書いただけでも外に出ます。
ぜひ、感情を認め、吐きだし、昇華してください。
空いたスペースには、素敵なもの、入ってくると思いますから。
では、また月曜日の夜に・・・
ただ今、サイトリニューアル準備のためにクローズ中です。
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by yuristyle
| 2017-01-16 23:05
| ★こころの悩み解決コラム