何年かお付き合いのあるクライアントさんから、こんなメールを頂きました。
「めんどくさいクライアントなのでは思い、どうして、ここまでして下さるのかと、いつも思っております。」
う~ん、他にお返事をする内容もあったので、この部分には、どうお返事しようか、手を止めて考えました。
確かに、クライアントさんにはいろんなタイプがおられます。
一を聞いて十を知る的な人、打てば響く人、頭の回転はや~っと私で良いのかと思う方もおられます。もちろん、その逆もおられます。
私の個人的な性格を言えば、正直、私は気が短いです。すぐにイラっとするし、勤めていた時も、何度も同じミスをするアシスタントに、「頭ついてんのか!」と怒って、横にいた上司が、「こら!言い過ぎや!」と私に怒ったくらいです。
でも、セラピーの世界に入って、特に、仕事においては180度性格が変わりました。
何度言っても理解してもらえない方にも、以前のように思わず、「私の言い方が悪いのだ」と自分を反省するようになりました。工夫せず、相手に伝わらない言い方をしてプロとして失格だと思うこともあったりします。
なので、ご質問に答えるために考えました。
なんで、「この人のためには何が良いのか?」こんなに考えてるんだろうって。
浮かんだ答えは、「知らない世界を知ってほしい」からでした。
私の言う、知らない世界とは・・・
ちょっと視点を変えれば答えがあることや、
自分にあるのに気づいていない宝物や、
本来は、今の世界にいるような人じゃないことや、
願いは脳の力を使えば思うより簡単に手に入ることや、
口ぐせを変えるだけで人生が変わることや、
料理は苦痛だ!と思っているけど、実は簡単に好きになる可能性もあることや、
その他いろいろ、とにかく、今はまだ、その方が気づいていない、まだ見ていない世界を、ちょっとしたことで覗けたり、行けたりすることを、知って頂きたいからだと思いました。
ちょっとしたことで手にできることを知ってもらうには、万人共通の教科書のようなものはなく、「その方に合わせる」ことが大事だと思っています。
人それぞれ、ポイントが違う場合が多いからです。
だから、私は共通のプログラムでも、毎回その方に合わせた話をしています。テキストも、その方に合わせて作ります。
決まったプログラムより、ご希望を聞いてオーダーメイドで完全に一から作る場合もままあります。
ご要望を聞き、プログラムを作り、相手の方のお財布なんかも考えながら、一人一人に合った内容を提案します。どうしたら、効率よく、望む世界に行って頂けるか?どうしたら、挫折せずに内容をこなしてもらえるのか?
こんなの考えるの、結構時間がかかったりもします。
それでも、「受けますっ」と言ってくれることばかりでもなく、受けますと言われて準備していても、「やっぱりやめますっ」とか言われることもあり、へっ。。。と目が点になることもあるけど、やっぱり、知らない世界を知って頂くために考えることはやめられません。だって、視点を変えれば手に入ること、しないまま、少し不満を抱えながら人生を過ごして頂くのは、もったいないと思うからです。
以下は、ご質問頂いた方へのお返事ですが・・・
「私なんて」と、思っていても、そんなあなたも、誰かの役に立つことができると私は思っているし、もっと自由になることも可能だと思うし、もっと楽に生きることもできると思うし、あなたが思うより、あなたには能力があるし、人の心を癒すお手伝いもできると思うのです。
ただ、今、あなたがそれを自分が感じないのは、自分が「ない」と思っているからだと思うからです。
気が短い私が、もし、あなたがこんな風に言ってくれるくらいかかわっているとしたら、それは、あなたにますます幸せになってもらいたいからです。なので、怯えないで、4月から心機一転、ついてきてくださいませ^^
画像は、私が頼んだフルーツティー。無頓着な友達が、「お茶に果物入れるなんて!」と驚愕していました。これもまた、知らない世界を知ったのだと思います(;^_^A
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