悲しみになれる
2016年 07月 20日

お土産に頂いた和菓子、星空夜。
昨夜の月はご覧になりましたか?ほぼ満月だったので、まあるく輝いていたんですよ。
人は亡くなると星になるって童話がありますが、ロマンがあっていいですね。
30年前の今日、「私は世界で一番不幸」と思っておりました。
いろんなことがあった上、とどめのように父が亡くなったからでした。
途方もなく悲しかったのですが、冷たくなった父を見て、もう痛みに耐えることも、死の不安に眠れなくなることもないと思うと、これで良かったんだと思ったことを覚えています。
父が亡くなってから、私は誰が亡くなっても悲しいと思わなくなりました。身内の葬儀でも、なんの感情もわかず、みんなが泣いているとき、私ひとりケロッとして立っていました。
それが続くと、どうやら親戚にもバレてきて、私は冷淡印を押されていました。泣かないって、冷淡とイコールみたいです。あからさまに、それでも人間か的な目で見られます^^
悲しみってなれるもんなんでしょうね。感情が凍結されるのかもしれません。
でも、氷が解けるように感情もとけていくんです。
それから25年後くらい、佐藤富雄先生が亡くなったときです。
たぶん感情が解けたんでしょうか・・・葬儀に行く新幹線の中から泣いていました。品川の駅でも泣く、葬儀でもなく、帰りの新幹線でもなく、いつもお迎えに行ってた伊丹空港を通ると泣く。びっくりするくらい泣いていました。
だから、もう当分泣きません^^
でも、涙は心のデトックス。泣きたいときは泣いてください。泣くだけないたら、出るものなくなります。
でものはれ物ところかまわず。
心がまあるくなりますように。
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by yuristyle
| 2016-07-20 23:01
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