もてなしは五感から
2017年 08月 15日
とあるお祝いで千里山・柏屋さんのお世話になりました。
次、御造りは~鱧の五種盛り。
こちらは、鱧を一口つづ、たたきよせ、落とし、一枚落とし、生揚げ、焼き霜と、5種類の味で楽しめます。普段、鱧は酢味噌か梅肉ってわけじゃないのよっと思っている私もまさかの五種類。
こちらの鱧はこのお酒で↓
全部の料理がそれぞれ最高に美味しく頂けるお酒で味わえるなんて幸せ。
で、焼物は鮎♪
私、今年初めての鮎でした。たぶん最後になるかも。
この鮎も、お酒は蓼酢のキレイなグリーンに合わせて赤いスイカのカクテルをソルティドッグ風に合わせてくださいました。
お次は加賀太胡瓜の吉野あん↓
なんと、正体はみりんです!
何と思うと聞かれて、「紹興酒に角砂糖入れたもの」っと思った自分の舌が情けないです。。。
以上がお料理記録ですが、ここでも、みりんを美味しがる私たちの中に、一人アルコールがNGの人がいたので、松岡さんは厨房から「煮切りみりん」をもらってきてくださってご用意くださいました。煮切ってるからアルコール飛んでるんですよね~だから、みんなで同じものを体感。
細やかなお心遣いに感謝の言葉しかありません。
部屋に一歩入ったときから五感を喜ばせるものを満載にご用意して頂き、ゲストをもてなして頂きました。
たぶん、同じ料理でも、もてなしてくださる側の場づくりで味さえ変わっていたと思います。
日本人は、諸外国の人と違う感性を持っています。
それが、右脳の感覚。
例えば、夏の風物詩「風鈴」の音。
日本人は風鈴の音を聞くと「涼しさ」を感じると思います。真夏なのに、この音一つで耳から涼をとるのです。
でも、他の国の多くは、風鈴の音を「単なる音」として取り、この音を聞いたからといって涼しくなることはないと言われています。
こんな人種なので、右脳、つまり五感に響くことが大好きだし、受け取る力も高いのです。
なので、柏屋さんでのひとときは五感を満足させてくださるもののオンパレードという感じ。五感が磨かれると願望達成能力もアップするから嬉しい限り。
私のワインの師匠である松岡先生のお心遣いも大変勉強になりました。
私も、お酒がNGって方にも、もっと楽しんで頂ける工夫をしようと目覚めて帰ってまいりました。
お祝いできるって嬉しいし、それに協力してくださる方がいることにも感謝です。
これを機に、自分のもてなし力をあげることを誓います^^
では、今日の主賓がますます豊かな人生を送られることを願って終わります。
最後になりましたが、松岡先生、ありがとうございます!
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by yuristyle
| 2017-08-15 00:19
| |― 外メシ